【センバツ】 静岡高校、16年ぶりにセンバツで勝利! チーム打率、HR数、盗塁数 NO.1の実力を発揮する!! インタビュー内容あり【試合結果速報】

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野球場の照明

(画像はイメージです)

2015年3月22日、第87回選抜高校野球大会は第2日目を迎え、1回戦3試合が行われた。

第2試合では、16年ぶり15回目出場の静岡高校(静岡)が、5年ぶり3回目出場の立命館宇治(京都)と対戦。チーム打率.419、HR数、盗塁数いずれも出場校中トップの静高が、昨秋の近畿大会で準優勝の立命館宇治に7-1で圧勝した。静高がセンバツ大会で勝利したのは、16年ぶり。

静岡、3回と5回に大量得点

先制したのは、立命館宇治だった。初回、1死一塁から3番 奈良祥平(3年)がバントで二塁へ送ると、4番 伊藤大賀(3年)がセンター前ヒット。静高先発 村木文哉(2年)の落ち切らなかったフォークを叩き、1点を先制した。

一方の静高は、3回表、先頭の9番 三瓶慎也(2年)の四球のあと、2番 大石智貴(3年)のレフト前ヒットで1死一、三塁。そして3番 内山竣(3年)のライト前ヒットで、まず1点を返す。さらに、4番 堀内謙伍(3年)がレフトに犠牲フライを放ち、早くも逆転に成功。その後、2死一、二塁から6番 平野英丸(3年)がライト線に2点タイムリー2塁打を放ち、4-1と一気に逆転する。

さらに5回表、四球と送りバント、ファーストゴロで2死三塁としたあと、7番 広瀬舜(3年)がレフト前にタイムーを放ち5点目。その後、8番 村木のライト前ヒットと9番 三瓶の四球で2死満塁したあと、1番 鈴木将平(2年)が低めの難しい球を絶妙なバットコントロールでライト線に運び、ダメ押しの2点を加えた。

立命館宇治は2回以降、静高の2年生エース村木に抑えられチャンスを作ることができなかった。

試合後の談話

■静岡高校 村木文哉投手(2年生エース/1失点で完投)

「ストレートを低めに集めて、自分のピッチングができた。先輩の野手陣が得点を挙げてくれたおかげ。完投を目標にやってきたので達成できて良かった。次の試合も粘り強くピッチングしたい」

■静岡高校 内山竣選手(3年/3回に同点のタイムリーヒット)

「球種は絞らず、甘い球がきたら積極的に振っていこうと決めていた。これからも甘い球はどんどん振っていきたい。目標は日本一ですが、先を水、一戦一戦 戦いたい」

■立命館宇治 山下太雅投手(3年)

「(失点した3回と5回の投球について)先頭バッターを塁に出して、投球のリズムが崩れた。ボールが浮いたところを相手打線にとらえられた。ランナーを出してもボールを低めに集める本来のピッチングができるように、夏に向けて準備したい」

静高、打線爆発で快勝も、エラーが気になる結果に……

というわけで、以前の記事で取り上げた静岡高校が、強豪 立命館宇治を下す結果となりました。

ただ一つ気になったのが、6回にあったショート 安本竜二(3年)のエラーです。実は2014年夏の甲子園で、静岡高校は星稜高校(石川)に7回表までリードしながらも、エラーを連発し逆転負けを喫しました。

今回のエラーはたった一つですが、やはりあの試合の逆転負けが脳裏によみがえります。特に高校野球は、エラー一つで試合の流れが変わりがちです。二回戦以降、こうした小さなミスから自分たちのリズムを崩してしまうということもないとはいえません。

データ

■試合結果

静岡7-1立命館宇治

盗塁: 内山(静岡/3回) 大石智(静岡/8回)

失策:安本(静岡/6回)

けん制死: 北原(立命館/2回)

■静高の秋季大会の成績

  1. 鈴木(左) .479
  2. 大石智 .295
  3. 中山(左) .486 ホームラン2
  4. 堀内(左) .462 ホームラン2
  5. 安本 .447 ホームラン4
  6. 平野(左) .432 ホームラン1
  7. 廣瀬 .541
  8. 村木(左) .333
  9. 三瓶 .667

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