【幻想的】 オーロラの撮影に成功! 北海道なよろ市立天文台で 国内では11年ぶり 2004年11月のオーロラ画像も一緒に
なよろ市立天文台が撮影したオーロラ
2015年3月18日午前3時半すぎ、北海道北部の名寄市にある「なよろ市立天文台」が、日本国内では2004年11月以来、約11年ぶりとなるオーロラの撮影に成功しました!
オーロラは、太陽から届いた電気を帯びた粒子が光を発する現象で、通常は北極圏や南極県でしかみられない現象です。しかし、太陽の表面で大きな爆発がおきることで地球の磁場が乱れると、北海道のような緯度の低い地域でも観測できる場合があります。
今回のオーロラを撮影した「なよろ市立天文台」の職員である中島克仁さんによると、太陽の活動が活発になっていたため、数日前からオーロラが現れる可能性があると考え撮影の機械をねらっていたとのこと。この日は、午前0時半から観測を続け、3時間後の午前3時33分ごろに長時間露光で撮影することができたそうです。
取材に対し、「11年間、撮影の機会を待ち続けてきたので、撮影できてうれしい」と語りました。
2004年11月9日に撮影されたオーロラ(出典:Astro Arts)
※野田頭 正男氏が撮影した写真を拝借しました。
2004年11月に撮影されたオーロラの写真がこちらです。今回同様、空がオーロラの光で赤く染まっているのがわかりますね。
北極圏や南極圏では、まさに「オーロラのカーテン」と呼ぶにふさわしいオーロラが見られるようです。日本でも、いつかそんなオーロラが見られると良いですね。
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